インターネットFAXと家庭用FAX複合機を徹底比較!

家庭用FAX複合機とは?

家庭用FAX複合機

家庭用FAX複合機とは、オフィスに置かれる大型のコピー機を指します。

コピーやプリントはもちろんのこと、「FAX」「スキャン」「Eメール」など付帯されている機能は豊富ですね。

一口に家庭用FAX複合機と言っても、次の2種類に大きくわけられます。

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家庭用FAX複合機の種類!
インクジェットプリンター 液状のインクを用紙にジェット噴射してプリントするタイプ
レーザープリンター 粉末のトナーを筒状の感光体で圧着して印刷するタイプ

文書(ドキュメント)の印刷ならレーザープリンター、画像や写真の印刷ならインクジェットプリンターがおすすめ!

どちらにしてもFAXを使えれば、固定電話とファックス機器を別々に買う必要はありません。

頻繁にFAXのやり取りをする方は、1台の家庭用FAX複合機を置いておきたいものです。

インターネットFAXと家庭用FAX複合機の比較表!

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項目 インターネットFAX 家庭用FAX複合機
FAXの使い方 お好きなインターネットFAXと契約 家庭用の複合機を購入する
FAXの送信方法 メールにファイルを添付してやり取り 原稿の用紙を用意して読み込ませる
FAXの受信方法 PCやスマホにメールが送られてくる 送られてきたFAXが用紙に出力される
初期費用 1,000円~2,000円程度 本体は15,000円~30,000円
基本料金 月額1,000円~月額2,000円 月額1,600円~月額2,500円
(加入電話契約)
FAX送信料金 1枚当たり7円~20円程度 1枚当たり8.5円~30円程度
FAX送信無料枠
FAX受信料金 1枚当たり無料~10円 何枚でも枚数を問わず無料
ランニングコスト 特になし 用紙代やインク代、電気代
原稿の保管方法 データはクラウド上に保存 用紙にプリントアウトして保存
トータルコスト
送受信の時間
海外への送信
外出先での送受信
印刷の手間
プリントの画質
総合評価 ★★★★★ ★★☆☆☆

上記では、インターネットFAXと家庭用FAX複合機の違いを比較表にしました。

どちらもFAXの送信や受信といった機能が備わっています。

家庭用FAX複合機は用紙に印刷してやり取りするのに対して、インターネットFAXはネット回線を使ってデータを送受信できる仕組みですよ。

しかし、FAXの送受信の方法、かかる費用や使いやすさには大きな違いあり!

ビジネスやプライベートでFAXを使う機会があるのであれば、インターネットFAXと家庭用FAX複合機のどちらを導入するのか考えないといけません。

インターネットFAXと家庭用FAX複合機を7つの項目で徹底比較!

このページでは、インターネットFAXと家庭用FAX複合機を7つの項目で詳しく比較していきます。

既に家庭用FAX複合機をお使いの方も、インターネットFAXのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

1:初期費用を抑えたいならインターネットFAXがおすすめ!

初期費用

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インターネットFAXと家庭用FAX複合機の初期費用の違い!
インターネットFAX 相場は1,000円~2,000円(無料のサービスもある)
家庭用FAX複合機 安い製品で15,000円、高機能タイプは30,000円以上

インターネットFAXと家庭用FAX複合機には、初期費用に大きな違いがあります。

家庭用FAX複合機を使うに当たり、機器本体の費用を支払わないといけません。

安い製品はいくらでもありますが、機能性を重視すると軽く30,000円は超えますね。

一方でインターネットFAXはネット回線を使いますので、機器本体の購入は一切不要です。

サービスによって違いはあるものの、初期費用の相場は1,000円~2,000円程度で済みます。

インターネットFAXの中には、初期費用や固定費が無料で送信料金だけ支払えば良いところも!

余計な費用をかけたくない方は、家庭用FAX複合機ではなくインターネットFAXを選びましょう。

2:ランニングコストを抑えたいならインターネットFAXがおすすめ!

ランニングコスト

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家庭用FAX複合機で発生するランニングコスト!
基本料金 NTT東日本もしくは西日本に加入する電話契約(月額1,600円~2,500円)
FAX送信料金 同一市内は1枚当たり8.5円、県外への送信は1枚当たり30円
FAX用紙代 ディスカウント文具店の用紙は500枚で400円程度
インク代金 約500枚の用紙への印刷で4,000円~5,000円程度
電気代 機器を動かすには1枚or1分間当たり0.012円程度の電力が必要
メンテナンス 業務用の複合機は年間20,000円~30,000円の保守契約が必要

家庭用FAX複合機を使うに当たり、上記のランニングコストがかかるのがデメリット…。

毎月の電話契約の基本料金やFAX送信料金に加えて、用紙代やインク代も支払わないといけません。

業務用のFAX複合機を使っている会社は、保守契約(復旧作業やメンテナンス、バグの修正や最新版への更新などのサービス)の費用も発生しますよ。

しかし、インターネットFAXは月額料金とFAX送受信料金を支払うだけでOKです。

FAX機器からインターネットFAXに乗り換えると、ランニングコストを抑えられます。

もちろん、インターネットFAXの導入で確実にコスト削減に繋がるわけではないと心得ておきましょう。

3:機能性を重視するなら家庭用FAX複合機がおすすめ!

FAXの機能

機能性で比較してみると、インターネットFAXよりも家庭用FAX複合機に軍配が上がります。

製品で異なりますので一概には言えませんが、複合機(コピー機)には次の便利な機能あり!

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複合機(コピー機)の便利な機能一覧!
クラウド連携 コピー機で電子化した文書をクラウド上に保存して閲覧や共有ができる
割り込み印刷 動作中の印刷作業を一時停止して新しい作業を行える
FAXのPDF変換 スキャン機能で読み取ってPDFにデータ化できる
ユーザー/ICカード認証 登録された使用者のみが使える(情報漏洩対策)
地紋印字コピー 「コピー禁止」の文字を浮かばせて書類の不正コピーを防ぐ
追跡情報印字プリント 印刷日時やユーザー名をページに印字できる機能
印刷履歴と記録 印刷履歴を一定期間に渡って記録して管理できる機能

近年発売された機種は、利便性の向上やセキュリティの強化に関する機能が増えました。

ただし、本体価格の安い家庭用FAX複合機の場合、使える機能が限られますので注意が必要ですね。

4:海外にFAXを送るならインターネットFAXがおすすめ!

海外にFAX送信

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FAXを送信する国 eFax(イーファックス) 家庭用FAX複合機
国内への送信 1ページ当たり11円 同一県内は1枚10円
アメリカへの送信 1ページ当たり11円 1分当たり40円~60円
フランスへの送信 1ページ当たり11円 1分当たり60円~150円
ギリシャへの送信 1ページ当たり11円 1分当たり120円~160円

上記では、インターネットFAXのeFax(イーファックス)と家庭用FAX複合機をFAXの送信料金で比較してみました。

海外の宛先にFAXを送信する機会が多いならインターネットFAXの利用がおすすめ!

家庭用FAX複合機は電話回線を使いますので、国際FAXは高額な費用がかかります。

一方でインターネットFAXはネット回線でやり取りするため、海外へのFAX送信料金も格安です。

eFaxなら月額1,980円の支払いで、毎月150ページまでは無料でFAXの送受信ができます。

日本国内で60,000名を超える利用者がいる人気のサービスですので、一度eFaxを試してみてください。

eFax(イーファックス)の公式サイトはこちら!

【評判悪い?届かない?】eFaxのおすすめポイントや口コミ、料金や使い方を全解説!
eFax(イーファックス)は大手のインターネットFAXです。月額1,980円の支払いで、毎月150枚まで無料でFAXの送受信ができますよ。eFaxは届かないなど悪い評判もありますので、申し込み前に口コミ情報をチェックしておきましょう。

5:大量にFAXを受信するなら家庭用FAX複合機がおすすめ!

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FAXサービス FAXの受信料金
家庭用FAX複合機 何枚でも無制限で無料
メッセージプラス 何枚でも無制限で無料
MOVFAX(モバックス) 毎月1,000枚まで無料
(以降は1枚8.8円)
faximo(ファクシモ) 毎月1,000枚まで無料
(以降は1枚9.9円)
どこでもMyFAX 毎月1,000枚まで無料
(以降は1枚5円~10円)
InterFAX 毎月1,000枚まで無料
(以降は1枚11円)
秒速FAX Plus 無料~1枚8円
eFax(イーファックス) 毎月150ページまで無料
(以降は1枚11円)
jFax(ジェーファックス) 毎月100枚まで無料
(以降は1枚11円)

上記では、代表的なインターネットFAXと家庭用FAX複合機をファックスの受信料金で比較してみました。

多くのインターネットFAXでは、毎月のFAXの無料受信枠に制限があります。

無料受信枠の制限を超えた後は、1枚当たり約10円の料金を支払わないといけません。

しかし、電話回線と契約している家庭用FAX複合機は、何枚でも無制限でFAXを受信できますよ。

毎月大量にFAXを受信するなら家庭用FAX複合機の利用がおすすめです。

6:セキュリティを重視するならインターネットFAXがおすすめ!

セキュリティ

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インターネットFAXと家庭用FAX複合機のセキュリティの違い!
インターネットFAX FAXの送受信は用紙ではなくデータでやり取りするため、
原稿の紛失や情報漏洩のリスクが限りなく低い
家庭用FAX複合機 出力された用紙がトレーの中に残っていると、
第三者の目に触れたり紛失したりする恐れがある

インターネットFAXと家庭用FAX複合機は、上記の通りセキュリティ性に大きな違いあり!

インターネットFAXはデジタルデータで管理をしますので、情報漏洩のリスクはかなり低いですね。

暗号化されたデータは受信者のみに送信されますし、受信したFAXは必要に応じてプリントアウトすれば紛失することはありません。

一方で家庭用FAX複合機で送受信する場合は、必ず用紙をトレイに設置して読み込ませたり相手からのFAXが用紙に出力されたりします。

つまり、複合機によるFAXの送受信よりも、インターネットFAXの方が遥かに安全性が高いわけです。

とは言っても、インターネットFAXでも宛先の入力ミスによる誤送信のリスクはありますので気を付けましょう。

7:外出先でFAXを送受信したいならインターネットFAXがおすすめ!

外出先でFAX

これは当たり前ですが、家庭用FAX複合機は自宅やオフィスに機器を設置する形になります。

用紙に出力されますので、外出先でFAXの送信や受信はできません。

「受信したFAXの内容を確認したい」「急に取引先にFAXを送らないといけない」といった時に、わざわざオフィスに戻るのは面倒ですよね。

そんな時にはネット回線でやり取りできるインターネットFAXがおすすめ!

インターネットFAXはパソコンやスマートフォンが使えますので、ネットに繋がる環境ならどこにいてもFAXの送受信ができます。

最近では専用のスマホアプリが用意されたインターネットFAXサービスも増えました。

※アプリが使えるインターネットFAX5選はこちら!

【スマホでFAX送受信!】アプリが使えるインターネットFAX5選!
インターネットFAXの中には、スマホアプリが使えるサービスがあります。アプリを起動するだけで外出先でサクっとFAXを送受信できるのがメリット!インターネットFAXの選び方で迷っている方は参考にしてみてください。

営業や出張の多いビジネスマンにインターネットFAXは役立ちます。

FAXの送受信はインターネットFAXを利用しよう!

eFax(イーファックス)

以上のように、インターネットFAXと家庭用FAX複合機の違いについておわかり頂けましたか?

料金や使いやすさなどトータルで比較してみると、FAXの送受信は家庭用FAX複合機よりもインターネットFAXの方が便利です。

FAXの送受信にかかる時間にはどちらにも大きな違いはありません。

しかし、インターネットFAXの方が初期費用やランニングコストの削減に繋がりますし、外出先でもデータのやり取りができるのはありがたいですよね。

セキュリティ性に焦点を当ててみても、家庭用FAX複合機より優れています。

上記の項目でも紹介しましたが、家庭用FAX複合機からインターネットFAXへの乗り換えを検討している方は、eFax(イーファックス)を選んでみてください。

eFax(イーファックス)の公式サイトはこちら!

まとめ

  • 複合機はインクジェットプリンターとレーザープリンターの2種類!
  • 料金や使いやすさで比較すると家庭用FAX複合機よりもインターネットFAXがおすすめ!
  • インターネットFAXはスマホで外出先でもやり取りできるのが便利!

FAXを送ったり受け取ったりするに当たり、家庭用FAX複合機とインターネットFAXの2つの選択肢があります。

家庭用FAX複合機は、「無制限でFAXを受信できる」「プリントの画質が良い」などのメリットあり!

しかし、初期費用やFAX送受信料金、ランニングコストで比較してみるとインターネットFAXに軍配が上がります。

インターネットFAXは機器本体だけではなく用紙もインクも不要ですので、是非一度ビジネスに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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